正直、包茎がなんだと高校時代まで開き直っていた私です。
そこには、頭が出ていそうな感じもする包茎で、仮性包茎でもあったことだと思うのです。
きっとこのまま、人生を送ると思っていた私です。
しかしそれも彼女の出現で、もろくも変ってしまったのです。
彼女曰く、汚いというのです。
いくら清潔にしていても、白いカスを見せられては、興味も半分になるというのです。
「私も綺麗でありたい、清潔でありたい。
だから貴方も清潔でいて欲しい」と言うのでした。
彼女の言うこと、至極まっとうでした。
私は、抵抗できる訳ありませんでした。
そして私の我がままは、通じないと思ったのです。
そこで、覚悟を決めて病院に行った私です。
看護士さんの前では、恥ずかしいと思った私ですが、これが最後の恥ずかしさと思って手術を受けたのです。
それは、東京での包茎手術でした。
その後、3週間ほど不便な生活を送りました。
ですが、本当の男になるために期間と我慢をしたのです。
その我慢と頑張りがあったおかげで、今彼女と結婚も出来たのです。